こんにちは!
『就活の答えの見つけ方』 運営管理人のたうろむです!
今回は
実績なしでも OK!
語れる経験がない平凡な就活生だからできる
落ちない ES 作成方法
をお話します!
「ES の選考で落とされてしまう…」
「ES を書きたいけど、アピールできる経験がない…」
「そもそも、どんなこと書いたらいいんだろう…」
そんな悩みを抱えてはいませんか?
自分自身、企業に応募しようと ES を書こうとするものの、手が止まってしまい、そこから数時間かけてそれらしい経験をひねり出し、嘘にならない範囲で何とか脚色を重ねて仕上げていた経験があるので、こうした悩みはよくわかります。
しかし、現職で採用担当をする中で数多くの ES に触れる中で、自分は努力の方向性を間違えていたことに気が付きました。
就活生のときに知っていれば、もっと楽に、落ちない ES が書けたのに…!
そう思わずにはいられなかったです。
この記事を読んでくださっている勉強家のあなたには、同じ失敗をして欲しくありません。
書き方に迷わないよう、具体例も交えながら解説してますので、ES の書き方に困っていたら、是非実践してみてくださいね。
落ちない ES とは?
落ちない ES には 2 種類ある
落ちない ES は大きく 2 種類に分類できます。
1 つは、実績でぶん殴る ES です。
例えば、
- 全国大会出場経験あり
- サークル代表経験あり
- 長期インターン経験あり
- 学生起業経験あり
- 海外留学経験あり
などの実績を元に書く ES ですね。これはイメージしやすいと思います。
ただ、
「こんな経験があったら苦労はしない…!」
…ですよね?
多くの就活生がこのタイプの ES を書こうとしてドツボにハマっていきます。かく言う自分もそうでした。
実は、落ちない ES にはもう 1 種類あります。
こちらのタイプの ES は正しい手順を踏みさえすれば、実績がない普通の就活生でも作成することが可能です。
もう 1 種類の ES とは何か?
それは、
入社後の行動予測を可能にする ES
です。
入社後の行動予測を可能にする ES は採用担当からすればとても魅力的に映るのです。
入社後の行動予測を企業は何故求めるのか?
入社後の行動予測を可能にする ES とは、読んで字のごとく、入社後に発揮されるであろう人間性や成果の出し方が伝わり、最適な接し方が分かる ES のことを指します。
突然ですが、Amazon でイヤフォンを買う場面を想像してみてください。
もしも、写真のみで詳細が何も分からないイヤフォンがあったら買うでしょうか?
怖くて買わないですよね。
一方、充電の持ちがよく、Bluetooth 接続可能で、防水という紹介のあるイヤフォンがあったらどうでしょうか?
「だったら、何度も充電する必要はないし、防水で Bluetooth 接続可能ということはランニング中にも使えるし、お風呂で使うことも出来るかもしれない」のように、購入後のイメージが付きますし、購入してみようかなと思いますよね?
企業が就活生の行動予測を求める理由もこれと同じです。
どんな行動をしでかすか分からない就活生は、企業にとってメリットになるかどうか判断もつかないどころか、最悪の場合デメリットをもたらすリスクもあるので、通したくはなりません。
一方で、
- 入社したらどんな風に活躍してくれそうか
- どんな風に接したらお互い気持ちよく働けるか
- 職場の雰囲気にマッチしそうか
など、採用後のメリットや最適な接し方のイメージがつく就活生は面接でより詳しく話を聞いてみようかなとなるわけです。
行動予測を可能にする ES に書くべきこと
それでは、行動予測を可能にするためには、どうしたらいいでしょうか?
結論、これまでの人生での行動パターンを伝えることです。
人には誰しも行動パターンがあります。
行動パターンとは、異なる出来事において共通してみられる思考回路や行動を指します。
仕事においても行動パターンは現れるため、これを ES の中でお伝えすることが出来れば、落ちない ES になります。
落ちない ES を書くための 4STEP
落ちない ES を作るには、行動パターンを記載して行動予測を可能にすればよい、ということがお判りいただけたかと思います。
ここからは、落ちない ES を書くための具体的な STEP を紹介していきます。
高校以後の出来事を時系列順に思いつく限り書き出す
まずは高校以後に経験した出来事を時系列順に書き出していきます。
ポイントは、ES に使えそうかどうかを考えないこと です。思いついたものは全部書いていきましょう。
自分の場合以下のようになりました。実際書き出したものはもっとたくさんありますが、ここでは 10 個記載するにとどめています。
- 朝バスケ部の個人練を行う
- アニメにハマる
- 第一志望の大学に落ちて浪人する
- 理学部に進学
- 音楽サークルに所属してギターを始める
- 人生で初めてお付き合いを始めるも 3 か月で破局する
- 学部の友人との自主ゼミを企画する
- 飲食店のアルバイトに勤しむ
- プログラミングの勉強を始める
- Uber Eats 配達員を始める
深掘る出来事を 3 つ決める
出来事が洗い出せたら、より詳細に深掘る出来事を 3 つ決めます。
判断基準は
- 印象に残っているか
- 工夫や考え方が出せそうかどうか
- 深掘りたいと思えるかどうか
の 3 点です。
自分の場合、
- 朝バスケ部の個人練を行う
- 音楽サークルに所属してギターを始める
- UberEats 配達員を始める
を選択しました。
出来事を深掘り共通するパターンを書き出す
決めた出来事をより詳細に深掘っていき、共通するパターンを導き出していきます。
決めた出来事について、関連して思い浮かぶことやどうしてその出来事が印象に残っているのか、自分の思考回路を書き出していきます。
自分の場合、
- 朝バスケ部の個人練を行う
- 身につける技と練習方法を自分で探し、それに取り組んだ
- 一日も欠かさず毎日練習に通った
- 音楽サークルに所属してギターを始める
- YouTube や書籍で色んな練習方法を探した
- 1 日 15 分は必ずギターに触った
- UberEats 配達員を始める
- 1 日に稼ぐ金額を決めてそれをやり切った
- 空いた時間を見つけては配送を行った
などとなり、
「目標達成に向けて、自走して地道な努力ができる」
というパターンがあると言えます。
ES に落とし込む
見つかったパターンを元に、ES を書いていきます。
書き方のポイントは、
- 自分が持っているパターン
- パターンを証明する出来事
- 入社後のイメージ
の順に記載することです。
自分の場合、
「自分は、目標達成に向けて自走して地道な努力ができる人間です。大学生になって始めたギターでは、周りに教えてくれる方がいない中、YouTube や書籍から練習方法を学び、練習を続け、バンド練習までに自分のパートを完璧に仕上げていました。御社でも、事細かな指示なしがなくとも求められた能力をキャッチアップしていく手のかからない人材として活躍できるかと存じます。」
のようになります。
まとめ
ここまで実績なしでも落ちない ES を書く方法をご紹介してきました。
ES で落とされないためには、行動予測を可能にする ES を作ればよく、
具体的な STEP としては
- 高校以後の出来事を時系列順に思いつく限り書き出す
- 深掘る出来事を決める
- 出来事を深掘り共通するパターンを書き出す
- ES に落とし込む
でしたね。
最後に簡単な宿題を 1 つ。
高校以後の出来事を振り返って、最も印象に残っている出来事を 1 つ思い浮かべてみてください!
それが、落ちない ES を書くための最初の 1 歩になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
あなたにとっての就活の答えが見つかりますように。
コメント